【募集】 時給700-800円台で働いているあなたの声 【拡散希望】
時給689円。
これが現在の新潟県の最低賃金です。
このサイテー賃金を上げる夏がやってきました。
今年、たぶん、新潟では初です。
最低賃金を審議する委員以外で、審議会の場で発言できることになりました。
10分ほどという短時間ではありますが、時給700-800円で働いているみなさんの声を集中したいと思っています。
これまでは、大きな労働組合、経営者、学者の話し合いで決まっていました。
最低賃金で働いているような労働者の声は、あまり反映されてこなかったのです。
その結果が、いまの新潟です。
経営者の言いたいことはわかっています。
労働者の生計費と賃上げ状況、会社の支払い能力の3つをバランスよく考えるべき。
政治家は口を出すな。
これです。
ですが、経済指標をもとにして最低賃金を決めていったら、いつまでたっても消極的引き上げにとどまります。
低所得者の収入を増やして格差を是正する。
そして分厚い中流層を作る。
これが私たちの対案です。
つまり最低賃金を積極的に引き上げることによって経済指標を引き上げようというのです。
とはいっても。
実際に経営が苦しい中小零細起業家のみなさんともお話をします。
本当に大変なのです。
自分のもらっている年金をつっこんで、雇用を守る人。
労働者よりも時間単価の低い経営者。
そういう人だっていることは交渉相手だからこそ重々知っているのです。
こういうまじめな経営者も、貧困で苦しむ労働者も、報われるにはどうしたらよいのでしょうか。
答えは簡単です。
儲けている人が、きちんとお金をはき出すことです。
税金でもよいでしょう。
労働者への賃金でもよいでしょう。
総理大臣でさえ年収は4000万円なのです。
それ以上もらっている役員報酬など、なんだというのでしょう。
どんだけ偉い人なんでしょう。
何カ国動かすつもりなんでしょう?
最低賃金の引き上げには、儲けている人からお金をはき出させることも大事です。
これができないとき。
社会は不安定になります。
子どもの虐待の背景には、貧困があることが示唆されています。
餓死する人、おなかがすいて万引きする人。
一部の不幸は、全体の幸福をむしばむのです。
脅しではありません。
歴史を見れば確実に。
さて、まずは貧困で苦しむ労働者の声を募集します。
ぜひ、あなたの声で。
あなたの声でなくてはいけません。
あなたの、実感のこもった声が必要なのです。
計算上こうなるだとか、統計上どうだとか、そんなことはどうでもよいのです。
にいがた青年ユニオンにとって、そんなものはどうでもよいことなのです。
あなたが苦しい。
一人でも苦しむ人がいることは、許しておけることではないのです。
あなたの家族が苦しい。
一人でも不幸であることは、放置しておけることではありません。
その不幸は、次は自分にも降りかかり、愛する人にも降りかかるからです。
お願いです。
ちょっとだけお手間を取らせますが、ぜひにいがた青年ユニオンにご意見お寄せください。
ご意見は、お問合せフォームからご送信ください。
http://www.union4u.org/mail/index.html
個人情報は厳重に管理いたします。