人生の5合目と考えるか、頂上と考えるか-30歳代半ばにして考えている
早いもので、30歳代半ばになった。
小学生の時は、中学生の制服姿が怖かった。
中学生の時は、先生がとても怖かった。
高校生の時は、いろいろな友人がいた。
大学生の時は、あっという間に過ぎていった。
社会人になって、ふと気がついた。
甲子園球児らが、おもいっきり年下ではないか!
横綱が同い年じゃないか!
ぜんぜん、大人になった気がしなかった。
早いもので、30歳代半ばである。
人生に置いてみれば、ほぼ中間点。
最初は、登山に例えたときに5合目だと思った。
まだまだ先は長い・・・。
いや、ちょっと待て。
半分なのだから、実は、頂上ではないのかと思い直してみたところだ。
登山が趣味という人なら分かるだろう。
これから、安全に下山しなければならない。
これまでは、ただひたすらに登ってきた。
きつかったかもしれないが、登り終わって、これからが一番危険な下山である。
そもそも、頂上に着いたかどうかすら危うい。
しかし、これから頂上を目指して登ってくる人たちにあいさつしながら下山だ。
きっと、私の役目は変わるのだろう。